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2020/6/3 PRESS RELEASE

英国産スパークリングワイン<ナイティンバー>が 需要の増加を受け、新しく205,000本のブドウを植え付け

 

ブドウ畑の拡張と植樹プログラムにより年間平均生産量22万本増加を目指す。

 

英国産スパークリングワインのパイオニアであるナイティンバーは、従来の計画通り、ブドウ畑の拡張に着手したことを発表しました。ケント州に新たに取得した42ヘクタールの土地に195,000本のブドウの苗木を 植え、ウェスト・サセックス州にあるナイティンバーの主たるブドウ畑のうち2.5ヘクタールにある10,000本のブドウの植え替え計画も進んでおり、この2件により、新しい畑で育つブドウが成熟する2023-2024年には、ナイティンバーは現在よりも年間平均220,000本生産量を増やすことができることとなります。

 

この計画は昨今の厳しい状況下でも進んでおり、ナイティンバーの30年の歴史の中で2番目に大規模なブドウ植樹プログラムとなっています。この計画は、イギリス国内および海外におけるナイティンバーのワインの需要増加の長期的予測を示しています。

 

新しいブドウ畑は、ケント州のサーナム村の近く、ケントダウンズのかつての農作地に作られ、ブドウ品種は、ピノ・ノワールとシャルドネで構成されます。地理的な条件、土壌の質、斜面の方角などあらゆる要素を満たす必要があったため、適した土地を見つけるために何年にも及ぶ調査を行いました。この地は何世代にもわたり農家が耕してきた土地であり、ワイン用ブドウを生育させるのに適した石灰ローム層の土壌です。

 

ナイティンバーは通常99%の植樹成功率(苗木を植樹した際に、枯れることなく成長し、実をつけるブドウと なる率)で、それぞれのブドウ畑から収穫されるブドウの味を一様にすることを目指していません。それぞれの土地で栽培されるブドウがその地特有の風味を持つべきであり、そうすることで醸造家にさらなるブレンド構成要素を与えることができると考えているからです。ナイティンバーはウェスト・サセックス州、ハンプシャー州、ケント州に11ヶ所のブドウ畑を所有していますが、今年は所有する全327ヘクタールのうち、260ヘクタールでブドウを栽培する予定です。

 

ナイティンバーのオーナー兼CEOエリック・ヘレマは今回の計画について次のようにコメントしています。 「ブドウ畑を拡張することは、私たちのブランドが持続的長期的に成長するという自信の証です。新しい ブドウの樹が最大のポテンシャルを発揮してくれる日が待ち遠しいです。そして、今回の植樹プログラムは、ナイティンバーが追求してきた英国最高級のスパークリングワインを造るという自信、責任、努力をはっきりと示すものです。」